ビジネスフォンを導入するとき、まず気になるのが”値段”です。どんなオフィスにも予算が。ビジネスフォンにばかり予算を使っていると、他の設備にまわす分がなくなってしまいます。例えば、パソコンや複合機、空調などの他の設備です。

ビジネスフォンには大きく分けて”新品”と”中古”の2つの選択肢が。予算に余裕があるのなら新品を、メーカー保証もしっかりしていて安心です。対して、予算を少しでも抑えたいのなら中古を、基本機能はどの機種にも搭載されています。

そこで、今回は新品・中古ビジネスフォンの値段相場と選ぶポイントについてご紹介しましょう。

1.新品ビジネスフォンの値段

冒頭で紹介した通り、新品・中古ビジネスフォンでまず気になるのが”値段”について。およその値段相場が分かれば、準備するべき予算も見えてきます。では、まずは新品ビジネスフォンの値段相場と選ぶポイントについて見ていきましょう。

新品ビジネスフォンの値段相場

新品ビジネスフォンの値段相場としては1台あたり10万円前後。

ビジネスフォンには最小1台から、最大1,000台以上まで機種によって接続できる台数が決まっています。この接続台数が増えるほど値段相場も上がる傾向が。少ないものだと1台あたり8万円ほど、多いものだと15万円前後します。

新品ビジネスフォンを選ぶポイント

新品ビジネスフォンを選ぶポイントとしては以下の3つ。

  • 設置台数をどれだけにするのか
  • 拡張性をどこまで求めるのか
  • 機能で必要なものはあるのか

新品ビジネスフォンの基本は”設置台数”を決めるところからです。一般的に社員の3分の1から2までを目安に。例えば、社員数が10人だとしたら、台数は3〜6台ほど。あとは将来の拡張性まで意識できるとぴったりな機種が見つかります。

2.中古ビジネスフォンの値段

新品ビジネスフォン以上に気になるのが、中古ビジネスフォンの”値段”について。せっかく値段の安いことが魅力の中古ですから、少しでもお得なものを選びたいもの。では、中古ビジネスフォンの値段相場と選ぶポイントをご紹介しましょう。

中古ビジネスフォンの値段相場

中古ビジネスフォンの値段相場としては1台あたり3万円前後。

中古ビジネスフォンの値段相場は”製造されてからの期間”と”市場での人気”の2つ。古い機種ほど、人気のない機種ほど安く。新しい機種ほど、人気のある機種ほど高いです。状態が良くても人気のなさから1万円以下という掘り出し物も。

中古ビジネスフォンを選ぶポイント

中古ビジネスフォンを選ぶポイントとしては以下の3つ。

  • 製造された年代はいつか
  • 保管された状態はどうか
  • 本体の値段はいくらか

中古ですから安いのは当たり前。まずは製造された年代を確認し、製造中止になってから5年以上経過したものは注意しましょう。すでに部材がなくなっていて、修理はもちろん将来的に拡張するための部材さえ揃わない可能性があります。

3.まとめ

今回は、新品・中古ビジネスフォンの値段相場と選ぶポイントについてまとめてみました。新品ビジネスフォンの値段相場は1台あたり10万円前後。安いものだと8万円ほど、接続台数の多いものだと15万円ほどする機種もあります。

反対に、中古ビジネスフォンの値段相場は1台あたり3万円前後。”製造されてからの期間”と”市場での人気”によって値段相場は変わります。まずは”新品”にするのか、それとも”中古”で予算を抑えるのか検討するのがいいでしょう。

その上で、紹介したポイントを参考に、オフィスにぴったりなビジネスフォンを選んでみてください。