「新品ビジネスフォン」と「中古ビジネスフォン」で迷っているあなたへ。
「長く使えて機能も多いから、本当は新品がほしいけど・・・高いな・・・」
「安く抑えたいから中古にしようと思うけど、すぐ壊れたらどうしよう・・・」
あっちが立てば、こっちが立たず・・・といった具合に新品と中古、果たしてどちらが良いものか、悩んではいませんか。 実は「新品」と「中古」以外にも、ビジネスフォンを導入したい方に知ってほしい「第3の選択肢」があるんです。
それこそ「クラウドフォン」と呼ばれるもの。
アプリをダウンロードするだけで「スマホでもビジネスフォンの機能が使える」、まさに現代版ビジネスフォンといえる存在です。
もちろん、従来の電話機(SIPフォン)で電話をとることもできますし、ヘッドセットを使ってパソコンを見ながらの通話も可能。
また、ビジネスフォンの機能をそっくりそのまま使えるにもかかわらず、工事が必要ありません!
そんな「電話機」いらずなクラウドフォンの魅力は「コスト削減」。 劣化がないため、つねに最新の品質で使うことができます。
そんなメリットの多い「クラウドフォン」。
ちょっと興味があるという方に、もう少しその魅力をお伝えしたいと思います。
1.「クラウドフォン」と「ビジネスフォン」の違い
「クラウドフォン」と「ビジネスフォン」。
クラウドフォンの「クラウド」はご存知「クラウド化している」という意味ですが、何がクラウド化されているかわかりますか。
正解は「PBX(交換機/主装置)」です。
「PBX」は、ビジネスフォンの多彩な機能を使うために必要な「機器」。
ビジネスフォンをはじめて購入する際には、かならず電話機とセットでPBXを購入しなくてはなりません。
そして、クラウドフォンの場合、PBXは「クラウドPBX」と呼ばれるものを使います。
実はこれこそ、クラウドフォンとビジネスフォンの「大きな違い」なのです。
PBXをクラウド化することによって、従来の電話機(SIPフォン)以外にも、パソコンやスマホといった通信機器から気軽にビジネスフォンの機能を使うことができます。
また、クラウドフォンはネットワークがあるところであれば、どこでも利用可能。
県外の支店と内線を行いたい場合、従来のビジネスフォンでは支店ごとにPBXを用意・設置をしなければいけませんでしたが、クラウドPBXであれば県外はもちろん海外でもPBX「1台」本社に置くだけで機能を使えます。
ほかにも、従来のビジネスフォンでは電話機の追加や移転のたびに工事を行う必要がありましたが、PBXがクラウド上にあるクラウドフォンは、いつでもネットの管理画面から工事で行っていたような設定の変更が行えます。
2.クラウドフォンの「デメリット」は?
そんな、メリットの多いクラウドフォンですが、もちろん従来のビジネスフォンに比べて負けてしまう「デメリット」もあります。
そちらもしっかり把握しておきましょう。
- 一部市外局番が使えない
- かけられない電話番号がある
- ネット回線の品質に依存する
「すべてのクラウドフォンが」というわけではありませんが、クラウドフォン導入を検討する際は、かならず販売会社に確かめたいデメリットです。
「かけられない電話番号」とは、たとえば「フリーダイヤル」や「110」「119」などの緊急番号です。
そして、クラウドフォンの通話品質は利用するネット回線に依存します。
回線が混みあう昼時などにスマホが重くなるのと同じで、回線の品質が悪かったり、混みあっていたりすると、会話が途切れる・通話が切れるといった現象が起こることも。
ただ、もうすぐ「5G回線※」がはじまることを考えると、ネット品質の水準が全体的に上がり、このデメリットは解消される可能性が非常に高いです。
※従来よりもネットの速度が高速になる、「4G・LTE」の次世代となる通信回線
3.クラウドフォンで「できること」
メリットやデメリットがわかったところで、「具体的にどんなことができるのか」「どんな活用方法があるのか」もう少しイメージがわくと良いですよね。
ということで、リアルなクラウドフォン活用例をご紹介したいと思います。
- 外出時に会社にかかってきた電話をスマホでとる
- 海外出張中の連絡を内線でする
- 支店間違えの電話を保留転送で渡す
- スマホから会社の代表電話番号を使ってお客様に電話できる
- オフィス移転時も名刺やチラシはそのまま(番号の変更いらず)
- 在宅ワーク・リモートワークの通話ツールとして活用
- タブレットを使った無人受付で部署ごと・用件ごとに鳴る電話機を変える
4.まとめ
新品ビジネスフォン、中古ビジネスフォン、そしてクラウドフォン。
クラウドフォンには、新品・中古という概念はありませんし、機能や性能も一般的なスマホアプリのように常にアップデートしていきます。
デメリットも多少ありますが、まさに新品と中古の良いとこどりという立ち位置ではないでしょうか。
またコスト面も運営方法によっては、以下のものが削減できます。
- 工事・設置費用
- 電話機などの端末費用
- 追加や移転時の設定変更
- 劣化に伴う故障・修理費用
初期費用や将来的にかかるコストといったものも、なくすことができるのは驚きですよね。
具体的な料金は販売会社によって変わるため、しっかりと相見積もりすることをおすすめします。
▼クラウドフォン「OFFICE PHONE」の料金例
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